オーラルケアは口腔内の衛生という意味を持ち、歯や歯茎などの清掃と虫歯や歯周病、口臭などの予防を目的にしています。こちらでは、そんなオーラルケアに用いられる商品と、売れるアイテムをOEM製造するためのポイントを紹介していきます。
ここでは各種オーラルケア製品の開発事例と成功のポイントを紹介します。

| メーカー | 株式会社ライフレンジ |
|---|---|
| 公式HPURL | https://lifellenge.com/ |
地域に根ざした金融機関であるK社が、オリジナルマスコットキャラクターをあしらった歯ブラシを採用した事例です。
会員・顧客向けのキャンペーンプレゼント品として、オリジナルキャラクターをハンドル部分に印刷した歯ブラシを展開。清潔感のある愛らしいデザインは、子どもから年配の方まで幅広い層に喜ばれており、実用性と話題性を兼ね備えたノベルティとして高い評価を得ています。
地域に根ざした金融機関としての親しみやすさを体現するオリジナルキャラクターの魅力と、OEM業者の確かな製造技術が融合したことです。幅広い年代に受け入れられるデザイン性と、日用品としての実用性を両立させたことで、記念品・販促品としての価値を高めることに成功しました。
| メーカー | 太陽刷⼦株式会社 |
|---|---|
| 公式HPURL | https://www.taiyo-brush.co.jp/products/1710745747-101988 |
業界トップを誇る歯科材料メーカーがOEM業者とタッグを組んで歯ブラシを共同開発した事例です。このプロジェクトでは、予防歯科に力を入れたいという歯科材料メーカーの意向を受け、開発段階から緊密な連携を取っていました。
歯科向けに約50種類の歯ブラシを展開。ベーシック仕様から「機能性+デザイン性」を重視した製品まで幅広いラインナップを展開し、実際に使用する患者から高い評価を得ています。
歯科の知識を持つメーカー側と、歯ブラシ製造に精通したOEM業者が互いの強みを活かし、毛先の丸め方や揃いといった細部にまでこだわり抜いた製品を生産。実際に製品を使用する人が求めるニーズに対して、それを高い技術力で製品として応えるOEM業者の対応が合わさったことが、成功につながった大きなポイントだと言えるでしょう。
| メーカー | 株式会社ソーシン |
|---|---|
| 公式HPURL | https://sosin-oem.co.jp/lp-oralcare/ |
他社のOEMで製造していた自社原料配合のハミガキジェルについて、使用感に納得がいかず新たなパートナーを探してリニューアルを実施した事例です。
現行品の課題であった使用感やテクスチャーが改善され、購入者の離脱を減らすことに成功しました。
現在の商品のイメージをしっかりと踏襲しつつ、原料の見直しを行ったことです。既存の良さを残しながらも、OEM業者の協力により使用感の不満を的確に解消したことが、離脱防止という結果につながりました。
| メーカー | 株式会社ドクターズチョイス |
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| 公式HPURL | https://drs-choice.co.jp/blog/development-of-mouthwash-that-shows-dirt/ |
EC業界の企業から、消費者が口腔ケアの成果を直接的・視覚的に確認できる洗口液を販売したいという相談を受けた事例です。
市場を意識したコンセプト設計、安全性を考慮した成分選定、パッケージデザインまでを一貫してサポートし、「汚れの見える洗口液」として商品化。日常の口腔ケアの効果を実感しにくいという消費者の声に応える製品となり、発売後は順調に販売数を伸ばし、累計販売数100万本を超えるヒット商品となりました。
「効果を実感しにくい」という消費者の潜在的な不満に着目し、ケアの成果を直感的に理解できる製品コンセプトに落とし込んだことです。利便性と効果の可視化を両立させたことで消費者からの高い関心を獲得し、EC・SNSでも話題性を持って受け入れられる結果につながりました。

| メーカー | 太陽刷⼦株式会社 |
|---|---|
| 公式HPURL | https://www.taiyo-brush.co.jp/products/1711075776-150076 |
フランス雑貨を扱う商社から、フランス国旗の3色を表現したノベルティ用歯間ブラシの制作依頼を受けた事例です。
歯間ブラシの毛を複数色で植毛することは従来の設備では不可能とされていましたが、多色植毛が可能な機械を新たに開発し、フランス国旗の3色を表現した歯間ブラシの商品化に成功しました。
「できない」で終わらせず、要望を実現するために植毛機械そのものの開発から着手したことです。技術的な制約に対して設備投資を伴う根本的な解決に取り組んだことで、他社には模倣が難しい独自性の高いノベルティ製品を生み出すことができました。
2025年3月21日調査時点、Googleで「美容機器 OEM」と検索して表示された39社の中から、オーラルケアのOEM製造に対応している会社を掲載しています。
| OEM | ◯ |
|---|---|
| ODM | - |
| PB製品 | - |
| 家庭用美容機器 | ◯ |
| 業務用美容機器 | - |
| 無料打ち合わせ対応 | - |
| OEM | ◯ |
|---|---|
| ODM | ◯ |
| PB製品 | - |
| 家庭用美容機器 | ◯ |
| 業務用美容機器 | ◯ |
| 無料打ち合わせ対応 | - |
コストパフォーマンスが高い
中国にネットワークが強い
美容機器OEMメーカー3選
オーラルケアとは、口腔内の健康を保つために行うケア全般を指し、歯や歯茎、舌、口腔粘膜の清潔を保つことが主な目的です。口腔内の衛生状態を整えることにより、虫歯や歯周病の予防はもちろん、口臭対策や、全身の健康の維持にまでつながる重要なケアとされています。
近年、健康志向の高まりに伴い、オーラルケアの重要性が再認識されています。特に、虫歯や歯周病の予防に加えて、口腔内の健康が生活習慣病や全身の健康に影響を与えるという研究が進むにつれ、オーラルケアは日常的な健康管理の一環として必要不可欠なものとされています。また、見た目を重視する意識の高まりから、ホワイトニングや口臭ケアへの需要も急速に増加しています。
約3,500億円規模といわれるオーラルケア市場は、脱マスクや「オーラルフレイル(口腔機能の衰え)」予防への関心から、今後も右肩上がりの成長が見込まれています。この成長を牽引しているのが、消費者の悩みにダイレクトに寄り添った「目的別・用途別」のアイテム展開です。
定番の歯ブラシや歯磨き粉は、ホワイトニングや歯周病予防など高付加価値化が進行。さらに、日中のエチケットとして需要が高まるマウスウォッシュやタブレット、細部の汚れに特化した歯間ブラシや舌ブラシなど、ラインナップは多岐にわたります。
現代の消費者は「とりあえず」ではなく「自分の悩みを解決してくれる専用アイテム」を探しています。特定のターゲットに深く刺さるニッチな用途や、新しいライフスタイル(外出先での手軽なケアなど)に合わせた製品展開こそが、他社と差別化を図る大きなビジネスチャンスを生み出します。
オーラルケアと言えば、筆頭で思いつくのは歯ブラシですね。歯ブラシには子供用や大人用などのサイズの違いや形状、柔らかめ・普通・硬めといった毛の硬さの違いなど、同じブランドであってもさまざまなタイプのブラシが販売されています。最近では電動歯ブラシの売れ行きも上がっています。
オーラルケアの基本となる歯ブラシは、ターゲット層に合わせた「ハンドルの金型形状」と「植毛(毛の材質・太さ・配列)」の組み合わせが重要です。近年はSDGsを意識した竹製やバイオマスプラスチック素材の引き合いが増加しています。
また、美容家電OEMのノウハウを活かし、電動歯ブラシ本体から専用替えブラシまでをオリジナルで企画することで、高付加価値化や継続購入を狙いやすくなります。
歯磨き剤は洗浄を目的としたものですが、虫歯予防のフッ素入りや、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸入りの歯周病予防用などがあり、ほかにも着色防止やホワイトニングケア用、知覚過敏用など用途に応じた成分が配合されている商品があります。
歯磨き剤は「ペースト」「ジェル」「パウダー」など剤型の選択肢が豊富です。フッ化物による虫歯予防や歯周病予防などの薬用効能を標榜する場合は、医薬部外品としての対応が必要になります。なお、ホワイトニング訴求については表現内容によって薬機法上の取扱いが異なるため、事前にOEMメーカーへ確認しておくと安心です。
通常、医薬部外品の開発には一定の期間を要しますが、OEMメーカーが保有する「ストック処方(既承認処方)」を活用することで、開発期間を短縮できる場合があります。ただし、配合成分や仕様の変更内容によっては追加対応が必要になるケースもあります。
また、歯磨き剤の差別化には、有効成分の選定も重要です。例えば、フッ化物、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)、CPC(塩化セチルピリジニウム)、グリチルリチン酸系成分などを活用することで、ターゲットニーズに応じた商品設計が可能になります。
マウスウォッシュは洗口液とも呼ばれ、歯磨き後の仕上げとして使われるアイテムです。歯磨きの後に、20秒ほど口の中に含み口をすすいで汚れを除去し、爽快感や口臭を軽減するなどを目的にしています。配合成分によっては、歯石の沈着防止や虫歯、歯周病予防といった種類もあります。
マウスウォッシュは、アルコールタイプとノンアルコールタイプからベース処方を選択します。さらに、化粧品として展開するのか、医薬部外品として薬用訴求を行うのかによって、使用できる成分や表現可能な効能が異なります。
処方開発では、有効成分や香料由来の苦み・えぐみを抑える「マスキング技術(香味調整)」が重要な差別化ポイントとなります。使用感はリピート購入率にも影響するため、OEMメーカーの処方開発力が品質を左右する要素の一つです。
歯間ブラシは、歯と歯の間の汚れをとる小型のブラシ状のもの。そしてデンタルフロスはポリエステルやナイロンの糸状のもので、やはり歯と歯の間の汚れを取ることを目的にしています。デンタルフロスにはロールタイプやホルダータイプがあります。
歯間ブラシやデンタルフロスは、既存製品をベースにパッケージやケースデザインを自社ブランド仕様へ変更するプライベートブランド(PB)型OEMが比較的採用されやすく、オーラルケア市場へ参入しやすいカテゴリーの一つです。
歯間ブラシではサイズ展開が重要で、利用者の歯間サイズに応じた複数ラインアップを用意することで幅広いニーズに対応できます。
デンタルフロスでは、唾液で膨らむエクスパンド(スポンジ)タイプや、ミントなどのフレーバー(香料)を付与した糸を採用することで、競合製品との差別化を図ることが可能です。また、ワックス加工の有無や糸の太さも使用感に大きく影響するポイントです。
舌ブラシは口臭予防や口腔内の清潔維持に欠かせないオーラルケア製品です。近年はやさしい素材で舌を傷つけにくく、抗菌加工やコンパクトヘッド設計など、安心・高機能な製品が市場で高い需要を集めています。
舌苔除去を主目的とし、口臭対策にも活用されるアイテムです。舌の粘膜は非常にデリケートなため、ヘッド部分にはエラストマー(弾力性のある樹脂)や極細の軟毛を採用するなど、素材選びが品質を左右します。また、清掃性だけでなく、使用時の刺激を抑える設計も重要な開発ポイントです。
OEMの戦略としては、単体での販売だけでなく、専用の「舌磨き用クリーニングジェル」とセットで企画・製造を依頼することで、顧客単価(LTV)の向上を見込めます。
ホワイトニング用、虫歯対策用、お口のケア用、知覚過敏用、子供用など、オーラルケア製品はニーズに応じた多品種展開が求められるジャンルです。OEMなら1,000〜3,000個程度の小ロットから対応可能なメーカーもあり、テストマーケティングで消費者の反応を確認しながら段階的に品揃えを拡充できます。
「売れる」オリジナルブランドを生み出すには、徹底した消費者目線と戦略的なパートナー選びが明暗を分けます。まず重要なのは、ホワイトニングや口臭予防といった明確なニーズに対し、「毎日手軽に使い続けたくなる」製品設計にすること。成功事例にもあるように、成分スペックだけでなく、テクスチャーの心地よさや洗練されたパッケージデザインなど、顧客体験(UX)全体を磨き上げることが不可欠です。
また、口腔内で使用する製品は「化粧品」等に分類され、高い安全性と厳格な表示義務が求められます。そのため、単に安く作れるだけでなく、GMP(適正製造基準)等の品質管理体制が整っているか、自社が作りたいアイテム(ジェル、洗口液など)の製造実績が豊富かを見極める必要があります。企画段階からアフターフォローまで、自社の弱みを補ってくれる頼れるOEMメーカーと組むことが成功の鍵となります。
口内衛生のためのオーラルケア商品を依頼する場合、原料や成分の処方や容器へのこだわり、工場などの生産過程での衛生面と安全面、品質管理、そして各アイテムの生産実績が豊富な専門業者を選びましょう。
製造の依頼をする前に、そのアイテムの消費者ニーズをマーケティングすることが大切です。歯磨き粉であればホワイトニング効果があるものであったり、マウスウォッシュであれば口臭予防など、売れる商品にするためのニーズをしっかりリサーチしてください。
毎日の小まめなお手入れが重要なオーラルケア。そのため、オーラルケア製品は「手軽に使える」ことが大切なポイントになります。それを表すかのように、昨今のオーラルケア製品は、マウスウォッシュやタブレットといった歯ブラシ以外のアイテムも幅広く展開されている市場になっており、消費者・市場のニーズに合わせた商品開発が重要になります。
商品の魅力を引き出すには、パッケージデザインは非常に重要です。中味がどんなに優良な商品であっても、パッケージデザインがパッとしなければ消費者の目には留まらないからです。商品の特徴を視覚化できるようなセンスの良いデザインを考える必要があります。
歯や歯茎、口内の清潔さを保つことが目的のオーラルケア商品は「化粧品」に分類されます。化粧品には厚生労働省の「製造販売業」の認可が必要なため、OEMも「製造販売業」を取得している会社に依頼する必要があります。
他にもパッケージへの成分表示や使用上の注意の表示義務、販売する際の表現にも気を付ける必要があります。
日本のオーラルケア市場は、安定した成長を続けています。週刊粧業の調査によると、直近3年間の市場規模(義歯関連製品を除く、ハミガキ・ハブラシ・洗口液・デンタル用品の4カテゴリ合計)は以下の通り推移しています。
| 年 | 市場規模 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2023年 | 2,336億円 | — |
| 2024年 | 2,443億円 | +4.6% |
| 2025年 | 2,517億円 | +3.0% |
さらに2026年1〜3月期は前年同期を大きく上回るペースで推移しており、市場拡大の勢いはむしろ増しているようです。
カテゴリ別に見ると、2025年は次のような内訳・傾向になっています。
| カテゴリ | 市場規模 | 前年比 | OEM視点での注目ポイント |
|---|---|---|---|
| ハミガキ(歯磨き剤) | 1,276億円 | +6.7% | 高機能・高単価品へのシフトが続いています。美白・口臭予防など情緒的価値での差別化がトレンドです |
| ハブラシ | 590億円 | 微増 | 付加価値型(極細毛・エコ素材)が堅調です。汎用品は価格競争が激化しています |
| 洗口液(マウスウォッシュ) | 395億円 | ▲2.5% | 唯一、前年を下回りました。物価高による買い控えの影響とみられますが、ポーションタイプなど携帯型は好調です |
| デンタル用品(フロス等) | 256億円 | +3.8% | フロスの使用定着率が4割に到達しました。若年層への浸透が成長を牽引しています |
なかでも注目したいのが、歯間清掃具・フロスの定着です。歯間清掃具を日常的に使う人の割合は4割に達しており、ハミガキ・ハブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを併用する習慣が広がりつつあります。この動きは、フロス・歯間ブラシ領域におけるOEM開発ニーズの高まりを裏付けているといえるでしょう。
また、口臭対策の新しいカテゴリとして「舌ケア」も注目を集めています。舌ブラシや舌用ジェルなど、舌苔ケアに特化したアイテムの需要が伸びており(本記事内の「舌ブラシ」の項目もあわせてご参照ください)、OEMとしても単品ではなくケア用品同士をセットで企画することで、顧客単価(LTV)の向上につなげやすいカテゴリといえます。
政策面でも追い風があります。国が「国民皆歯科検診」の導入を検討・推進しており、実現すれば口腔ケアへの関心はさらに高まると見込まれます。マスク生活を経て自身の口臭が気になる方が増えたことに加え、こうした制度面の後押しも重なり、高機能なオーラルケア商品への注目は今後も続くとみられます。
OEMを活用する最大の価値は、自社に専門知識や製造設備がなくても「高い参入障壁を飛び越え、ハイクオリティな製品をスピーディーに展開できる」点にあります。
オーラルケア製品は薬機法の規制を受けますが、OEMメーカーに委託すれば許認可の取得や煩雑な行政手続きといった法的ハードルを丸ごとクリアできます。特に、メーカーが保有する「ストック処方(すでに承認済みの処方)」を活用すれば、ゼロからなら1年以上かかる医薬部外品も、劇的な短期間で商品化が可能です。
さらに、1,000〜3,000個といった小ロットから製造できるため、初期投資や在庫リスクを抑えられます。「まずはホワイトニング用からテスト販売し、反響を見て知覚過敏用や子供用を拡充する」といった、身軽で無駄のないマーケティング戦略が実現できるのは、ビジネスを立ち上げる上で圧倒的な強みとなります。
歯磨き粉やマウスウォッシュなどのオーラルケア製品は、薬機法上「化粧品」または「医薬部外品」に分類され、自社で製造・販売するには製造販売業許可の取得が必要です。OEMを活用すれば、許認可取得や行政手続きの負担をメーカー側に任せられるため、法規制面のリスクを抑えつつスムーズな市場参入を目指せます。
オーラルケア製品は口腔内に直接使用するため、成分の安全性や衛生管理に高い専門性が必要です。フッ素配合量の調整やホワイトニングサポート成分の安定配合、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸といった歯周病予防成分の処方など、オーラルケア特有の技術を持つOEMメーカーに委託できる点は大きなメリットです。
医薬部外品の承認申請には通常1年以上の期間を要しますが、OEMメーカーが保有するストック処方(既承認処方)を活用すれば、開発期間を大幅に短縮した商品化も可能です。
ホワイトニング用、虫歯対策用、お口のケア用、知覚過敏用、子供用など、オーラルケア製品はニーズに応じた多品種展開が求められるジャンルです。OEMなら1,000〜3,000個程度の小ロットから対応可能なメーカーもあり、テストマーケティングで消費者の反応を確認しながら段階的に品揃えを拡充できます。
オーラルケア製品をOEMで開発・商品化する際、コンセプト企画から販売開始までには大きく分けて4つの工程があります。初めての参入でもスムーズに進められるよう、各ステップの具体的な内容とポイントを解説します。
オーラルケア製品のOEM開発では、ターゲットやコンセプトだけでなく、配合成分(ホワイトニング成分やフッ素など)、香味、使用感の差別化、液漏れを防ぐ容器選定など、検討項目が多岐にわたります。
また、粘膜に直接触れる製品のため高い安全性が必須であり、工場の厳格な衛生管理や徹底した品質検査が求められます。
そのため、大まかなイメージが固まった段階で、実績豊富なOEMメーカーへ早期に相談するのがおすすめです。トレンド成分や処方設計、マーケティング戦略について、専門的な見地からアドバイスを得ることができます。
企画の方向性が定まった後は、試作品の評価と予算、スケジュールの策定へと移ります。
目指す効果や配合したい成分、剤型(ペースト、ジェル、液体など)の要望を伝えることで、OEMメーカーはコストを考慮した処方を提案。使用感や泡立ち、香味の微調整を繰り返しながら理想の製品を具現化していきます。
具体的な仕様が未定の場合でも、メーカーが保有する既存のベース処方や標準容器を活用すれば、開発コストを抑えられます。また、目標とする発売時期が決まっている場合も、既存処方を選ぶことで納期の大幅な短縮に繋がります。
オーラルケア商品は、雑品(歯ブラシ)、化粧品・医薬部外品(歯磨き粉、マウスウォッシュ)、食品(サプリメント)まで存在するため、区分に応じた法的手続きが必要です。
特に、効果効能を謳うために「医薬部外品(薬用)」として開発する場合は厚生労働省への承認申請が必要となり、承認までに約3ヶ月〜6ヶ月以上の期間を要します。
また、機能性表示食品の届出についても科学的根拠(エビデンス)の検証や消費者庁への手続きが必要で、非常に難易度が高くなります。
OEMメーカーによって対応範囲が異なるため、複雑な薬機法関連の申請や行政対応をワンストップでサポートしてくれるフルパッケージ型の業者を選定しましょう。ノウハウを持つメーカーをパートナーに迎えることで、法的なトラブルを回避し、スムーズに商品化を進められます。
処方と仕様が確定した後は、原料や資材(チューブ、ボトル、化粧箱など)を手配し、工場の製造ラインへと移行します。
特有の容器や特殊な原料は調達に時間がかかる場合があり、納品スケジュールに影響を与える可能性があるため、事前の確認が必要です。
厳格な衛生基準を満たした工場でバルク(中身)が製造され、充填・包装・検品を経て最終製品が納品されます。
発注側は、製造期間と並行してECサイトの構築や決済契約、薬機法を遵守したパンフレット作成、プロモーションメディアの選定、物流倉庫の確保などを行い、製品到着後すぐに販売できるよう準備を進めましょう。
オーラルケア商品は幅広い商品ラインナップが特徴の市場です。歯磨き粉やマウスウォッシュ製品のほか、ガムやタブレットといった類も含まれるため、業者によってどの商品製造が得意かをチェックしておくことが重要です。自社が製造したい商品の種類に強いOEM業者を選ぶことで、失敗しない商品製造を実現できるでしょう。
オーラルケア商品は、口腔内で使用するもののため特に安全性が求められます。OEMの依頼先を選ぶ際は、その業者がどのような品質管理基準を持っているかを確認しましょう。GMP(適正製造基準)やISO認証などの取得状況は、信頼できる品質管理体制を判断する目安となります。
製品の開発段階だけでなく、製品販売後のサポート体制が整っているかも確認が必要です。製造後の不具合対応や改善提案が受けられるかどうか、長期的な視点でサポート体制を確認しましょう。
自宅でできるオーラルケアと言えば、昔は歯ブラシ・歯磨き粉くらいしかありませんでしたが、最近では口臭や歯周病、ホワイトニングなど目的別に、セルフでできるオーラルケア商品への関心が高まっています。
また、オーラルケア商品は比較的安値で購入できることもあり、さまざまな商品を試して自分に合う製品を見つけようという消費者も多いようです。そういった消費者心理を利用し、ニーズを見極めてからOEM商品を作れば「売れる」アイテムとなる可能性が高まることでしょう。
美容機器OEMで実績があり、安心して取引できる業者を紹介。OEM業者に求められる「企画力」「対応力」「開発力」といった特徴をふまえて、ニーズ別に解説します。