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オーラルケア

オーラルケアは口腔内の衛生という意味を持ち、歯や歯茎などの清掃と虫歯や歯周病、口臭などの予防を目的にしています。こちらでは、そんなオーラルケアに用いられる商品と、売れるアイテムをOEM製造するためのポイントを紹介していきます。

この記事を要約すると、、、
  • オーラルケア市場は健康志向や脱マスク需要の高まりで拡大中、ホワイトニングや口臭ケアが特に注目されている
  • 歯ブラシやマウスウォッシュなどの主要アイテムに加え、手軽さや高機能性を意識した商品開発が重要
  • 品質管理体制やサポートを重視し、ニーズに基づいた製品を企画することが成功の鍵
この記事を読むことで、オーラルケア市場の動向や製作時のポイントを把握し、消費者に選ばれる商品開発や効果的なOEM業者選びのヒントを得られます。

オーラルケアとは

オーラルケアとは、口腔内の健康を保つために行うケア全般を指し、歯や歯茎、舌、口腔粘膜の清潔を保つことが主な目的です。口腔内の衛生状態を整えることにより、虫歯や歯周病の予防はもちろん、口臭対策や、全身の健康の維持にまでつながる重要なケアとされています。

近年、健康志向の高まりに伴い、オーラルケアの重要性が再認識されています。特に、虫歯や歯周病の予防に加えて、口腔内の健康が生活習慣病や全身の健康に影響を与えるという研究が進むにつれ、オーラルケアは日常的な健康管理の一環として必要不可欠なものとされています。また、見た目を重視する意識の高まりから、ホワイトニングや口臭ケアへの需要も急速に増加しています。

市場から見るオーラルケアの需要について

日本のオーラルケア市場は、安定した成長を続けています。週刊粧業の調査によると、直近3年間の市場規模(義歯関連製品を除く、ハミガキ・ハブラシ・洗口液・デンタル用品の4カテゴリ合計)は以下の通り推移しています。

年 市場規模 前年比
2023年 2,336億円 —
2024年 2,443億円 +4.6%
2025年 2,517億円 +3.0%

さらに2026年1〜3月期は前年同期を大きく上回るペースで推移しており、市場拡大の勢いはむしろ増しているようです。

カテゴリ別に見ると、2025年は次のような内訳・傾向になっています。

カテゴリ 市場規模 前年比 OEM視点での注目ポイント
ハミガキ(歯磨き剤) 1,276億円 +6.7% 高機能・高単価品へのシフトが続いています。美白・口臭予防など情緒的価値での差別化がトレンドです
ハブラシ 590億円 微増 付加価値型(極細毛・エコ素材)が堅調です。汎用品は価格競争が激化しています
洗口液(マウスウォッシュ) 395億円 ▲2.5% 唯一、前年を下回りました。物価高による買い控えの影響とみられますが、ポーションタイプなど携帯型は好調です
デンタル用品(フロス等) 256億円 +3.8% フロスの使用定着率が4割に到達しました。若年層への浸透が成長を牽引しています

なかでも注目したいのが、歯間清掃具・フロスの定着です。歯間清掃具を日常的に使う人の割合は4割に達しており、ハミガキ・ハブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを併用する習慣が広がりつつあります。この動きは、フロス・歯間ブラシ領域におけるOEM開発ニーズの高まりを裏付けているといえるでしょう。

また、口臭対策の新しいカテゴリとして「舌ケア」も注目を集めています。舌ブラシや舌用ジェルなど、舌苔ケアに特化したアイテムの需要が伸びており(本記事内の「舌ブラシ」の項目もあわせてご参照ください)、OEMとしても単品ではなくケア用品同士をセットで企画することで、顧客単価(LTV)の向上につなげやすいカテゴリといえます。

政策面でも追い風があります。国が「国民皆歯科検診」の導入を検討・推進しており、実現すれば口腔ケアへの関心はさらに高まると見込まれます。マスク生活を経て自身の口臭が気になる方が増えたことに加え、こうした制度面の後押しも重なり、高機能なオーラルケア商品への注目は今後も続くとみられます。

(※1)参照元:週刊粧業 2024年オーラルケア市場規模(https://syogyo.jp/news/2025/05/post_041232)
(※1)参照元:週刊粧業 2025年オーラルケア市場規模(https://syogyo.jp/news/2025/10/post_042500)
(※1)参照元:週刊粧業 2025年下期オーラルケア市場動向(https://syogyo.jp/news/2026/05/post_043971)

オーラルケアの種類と開発のポイント

約3,500億円規模といわれるオーラルケア市場は、脱マスクや「オーラルフレイル(口腔機能の衰え)」予防への関心から、今後も右肩上がりの成長が見込まれています。この成長を牽引しているのが、消費者の悩みにダイレクトに寄り添った「目的別・用途別」のアイテム展開です。

定番の歯ブラシや歯磨き粉は、ホワイトニングや歯周病予防など高付加価値化が進行。さらに、日中のエチケットとして需要が高まるマウスウォッシュやタブレット、細部の汚れに特化した歯間ブラシや舌ブラシなど、ラインナップは多岐にわたります。

現代の消費者は「とりあえず」ではなく「自分の悩みを解決してくれる専用アイテム」を探しています。特定のターゲットに深く刺さるニッチな用途や、新しいライフスタイル(外出先での手軽なケアなど)に合わせた製品展開こそが、他社と差別化を図る大きなビジネスチャンスを生み出します。

歯ブラシ

オーラルケアと言えば、筆頭で思いつくのは歯ブラシですね。歯ブラシには子供用や大人用などのサイズの違いや形状、柔らかめ・普通・硬めといった毛の硬さの違いなど、同じブランドであってもさまざまなタイプのブラシが販売されています。最近では電動歯ブラシの売れ行きも上がっています。

OEM開発のポイント

オーラルケアの基本となる歯ブラシは、ターゲット層に合わせた「ハンドルの金型形状」と「植毛(毛の材質・太さ・配列)」の組み合わせが重要です。近年はSDGsを意識した竹製やバイオマスプラスチック素材の引き合いが増加しています。

また、美容家電OEMのノウハウを活かし、電動歯ブラシ本体から専用替えブラシまでをオリジナルで企画することで、高付加価値化や継続購入を狙いやすくなります。

歯磨き剤

歯磨き剤は洗浄を目的としたものですが、虫歯予防のフッ素入りや、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸入りの歯周病予防用などがあり、ほかにも着色防止やホワイトニングケア用、知覚過敏用など用途に応じた成分が配合されている商品があります。

OEM開発のポイント

歯磨き剤は「ペースト」「ジェル」「パウダー」など剤型の選択肢が豊富です。フッ化物による虫歯予防や歯周病予防などの薬用効能を標榜する場合は、医薬部外品としての対応が必要になります。なお、ホワイトニング訴求については表現内容によって薬機法上の取扱いが異なるため、事前にOEMメーカーへ確認しておくと安心です。

通常、医薬部外品の開発には一定の期間を要しますが、OEMメーカーが保有する「ストック処方(既承認処方)」を活用することで、開発期間を短縮できる場合があります。ただし、配合成分や仕様の変更内容によっては追加対応が必要になるケースもあります。

また、歯磨き剤の差別化には、有効成分の選定も重要です。例えば、フッ化物、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)、CPC(塩化セチルピリジニウム)、グリチルリチン酸系成分などを活用することで、ターゲットニーズに応じた商品設計が可能になります。

マウスウォッシュ

マウスウォッシュは洗口液とも呼ばれ、歯磨き後の仕上げとして使われるアイテムです。歯磨きの後に、20秒ほど口の中に含み口をすすいで汚れを除去し、爽快感や口臭を軽減するなどを目的にしています。配合成分によっては、歯石の沈着防止や虫歯、歯周病予防といった種類もあります。

OEM開発のポイント

マウスウォッシュは、アルコールタイプとノンアルコールタイプからベース処方を選択します。さらに、化粧品として展開するのか、医薬部外品として薬用訴求を行うのかによって、使用できる成分や表現可能な効能が異なります。

処方開発では、有効成分や香料由来の苦み・えぐみを抑える「マスキング技術(香味調整)」が重要な差別化ポイントとなります。使用感はリピート購入率にも影響するため、OEMメーカーの処方開発力が品質を左右する要素の一つです。

歯間ブラシ・デンタルフロス

歯間ブラシは、歯と歯の間の汚れをとる小型のブラシ状のもの。そしてデンタルフロスはポリエステルやナイロンの糸状のもので、やはり歯と歯の間の汚れを取ることを目的にしています。デンタルフロスにはロールタイプやホルダータイプがあります。

OEM開発のポイント

歯間ブラシやデンタルフロスは、既存製品をベースにパッケージやケースデザインを自社ブランド仕様へ変更するプライベートブランド(PB)型OEMが比較的採用されやすく、オーラルケア市場へ参入しやすいカテゴリーの一つです。

歯間ブラシではサイズ展開が重要で、利用者の歯間サイズに応じた複数ラインアップを用意することで幅広いニーズに対応できます。

デンタルフロスでは、唾液で膨らむエクスパンド(スポンジ)タイプや、ミントなどのフレーバー(香料)を付与した糸を採用することで、競合製品との差別化を図ることが可能です。また、ワックス加工の有無や糸の太さも使用感に大きく影響するポイントです。

舌ブラシ

舌ブラシは口臭予防や口腔内の清潔維持に欠かせないオーラルケア製品です。近年はやさしい素材で舌を傷つけにくく、抗菌加工やコンパクトヘッド設計など、安心・高機能な製品が市場で高い需要を集めています。

OEM開発のポイント

舌苔除去を主目的とし、口臭対策にも活用されるアイテムです。舌の粘膜は非常にデリケートなため、ヘッド部分にはエラストマー(弾力性のある樹脂)や極細の軟毛を採用するなど、素材選びが品質を左右します。また、清掃性だけでなく、使用時の刺激を抑える設計も重要な開発ポイントです。

OEMの戦略としては、単体での販売だけでなく、専用の「舌磨き用クリーニングジェル」とセットで企画・製造を依頼することで、顧客単価(LTV)の向上を見込めます。

オーラルケア製品をOEM製造するメリット

OEMを活用する最大の価値は、自社に専門知識や製造設備がなくても「高い参入障壁を飛び越え、ハイクオリティな製品をスピーディーに展開できる」点にあります。

オーラルケア製品は薬機法の規制を受けますが、OEMメーカーに委託すれば許認可の取得や煩雑な行政手続きといった法的ハードルを丸ごとクリアできます。特に、メーカーが保有する「ストック処方(すでに承認済みの処方)」を活用すれば、ゼロからなら1年以上かかる医薬部外品も、劇的な短期間で商品化が可能です。

さらに、1,000〜3,000個といった小ロットから製造できるため、初期投資や在庫リスクを抑えられます。「まずはホワイトニング用からテスト販売し、反響を見て知覚過敏用や子供用を拡充する」といった、身軽で無駄のないマーケティング戦略が実現できるのは、ビジネスを立ち上げる上で圧倒的な強みとなります。

オーラルケア特有の法規制をクリアできる

歯磨き粉やマウスウォッシュなどのオーラルケア製品は、薬機法上「化粧品」または「医薬部外品」に分類され、自社で製造・販売するには製造販売業許可の取得が必要です。OEMを活用すれば、許認可取得や行政手続きの負担をメーカー側に任せられるため、法規制面のリスクを抑えつつスムーズな市場参入を目指せます。

専門的な処方技術・品質管理を活用できる

オーラルケア製品は口腔内に直接使用するため、成分の安全性や衛生管理に高い専門性が必要です。フッ素配合量の調整やホワイトニングサポート成分の安定配合、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸といった歯周病予防成分の処方など、オーラルケア特有の技術を持つOEMメーカーに委託できる点は大きなメリットです。

医薬部外品の承認申請には通常1年以上の期間を要しますが、OEMメーカーが保有するストック処方(既承認処方)を活用すれば、開発期間を大幅に短縮した商品化も可能です。

ターゲット別の多品種展開が小ロットから可能

ホワイトニング用、虫歯対策用、お口のケア用、知覚過敏用、子供用など、オーラルケア製品はニーズに応じた多品種展開が求められるジャンルです。OEMなら1,000〜3,000個程度の小ロットから対応可能なメーカーもあり、テストマーケティングで消費者の反応を確認しながら段階的に品揃えを拡充できます。

オーラルケアOEMの基本的な流れ

オーラルケア製品をOEMで開発・商品化する際、コンセプト企画から販売開始までには大きく分けて4つの工程があります。初めての参入でもスムーズに進められるよう、各ステップの具体的な内容とポイントを解説します。

ステップ1:商品企画・OEM/ODM先選定

オーラルケア製品のOEM開発では、ターゲットやコンセプトだけでなく、配合成分(ホワイトニング成分やフッ素など)、香味、使用感の差別化、液漏れを防ぐ容器選定など、検討項目が多岐にわたります。

また、粘膜に直接触れる製品のため高い安全性が必須であり、工場の厳格な衛生管理や徹底した品質検査が求められます。

そのため、大まかなイメージが固まった段階で、実績豊富なOEMメーカーへ早期に相談するのがおすすめです。トレンド成分や処方設計、マーケティング戦略について、専門的な見地からアドバイスを得ることができます。

ステップ2:試作/予算・スケジュール策定

企画の方向性が定まった後は、試作品の評価と予算、スケジュールの策定へと移ります。

目指す効果や配合したい成分、剤型(ペースト、ジェル、液体など)の要望を伝えることで、OEMメーカーはコストを考慮した処方を提案。使用感や泡立ち、香味の微調整を繰り返しながら理想の製品を具現化していきます。

具体的な仕様が未定の場合でも、メーカーが保有する既存のベース処方や標準容器を活用すれば、開発コストを抑えられます。また、目標とする発売時期が決まっている場合も、既存処方を選ぶことで納期の大幅な短縮に繋がります。

ステップ3:商品開発/諸法規関連業務

オーラルケア商品は、雑品(歯ブラシ)、化粧品・医薬部外品(歯磨き粉、マウスウォッシュ)、食品(サプリメント)まで存在するため、区分に応じた法的手続きが必要です。

特に、効果効能を謳うために「医薬部外品(薬用)」として開発する場合は厚生労働省への承認申請が必要となり、承認までに約3ヶ月〜6ヶ月以上の期間を要します。

また、機能性表示食品の届出についても科学的根拠(エビデンス)の検証や消費者庁への手続きが必要で、非常に難易度が高くなります。

OEMメーカーによって対応範囲が異なるため、複雑な薬機法関連の申請や行政対応をワンストップでサポートしてくれるフルパッケージ型の業者を選定しましょう。ノウハウを持つメーカーをパートナーに迎えることで、法的なトラブルを回避し、スムーズに商品化を進められます。

ステップ4:製造/納品(~販売)

処方と仕様が確定した後は、原料や資材(チューブ、ボトル、化粧箱など)を手配し、工場の製造ラインへと移行します。

特有の容器や特殊な原料は調達に時間がかかる場合があり、納品スケジュールに影響を与える可能性があるため、事前の確認が必要です。

厳格な衛生基準を満たした工場でバルク(中身)が製造され、充填・包装・検品を経て最終製品が納品されます。

発注側は、製造期間と並行してECサイトの構築や決済契約、薬機法を遵守したパンフレット作成、プロモーションメディアの選定、物流倉庫の確保などを行い、製品到着後すぐに販売できるよう準備を進めましょう。

オーラルケアをOEMで開発する
際に確認したいポイント

オーラルケア商品をOEMで開発する際は、商品そのものに加え、ターゲットや商品区分、成分、使用感、容器、品質管理、費用、ロット、納期まで確認が必要です。OEMメーカーに相談する前に整理しておきたいポイントを、6つの視点で解説します。

ターゲットと商品コンセプト

誰のどんな悩みに応える商品かを、最初に言葉にしておくことが出発点です。軸が曖昧なままだと成分や剤形、容器の選択に一貫性が生まれず、メーカーへの依頼内容も定まりません。

確認したいのは、対象とする年代・性別、美容目的か口臭ケアか日常的な口腔ケアかという用途、解決したい悩み、歯磨き粉・マウスウォッシュ・歯ブラシといった商品形態、競合との違いです。

販売チャネルや想定価格帯もあわせて伝えると、仕様の提案を受けやすくなります。

商品区分・成分・訴求内容

歯みがき類は商品区分によって法規制上の扱いが変わるため、企画の段階で区分と訴求内容の確認が必要です。

化粧品は、医薬部外品のような品目ごとの製造販売承認を必要としませんが、製造販売に必要な手続きや基準を守る必要があります。一方、薬用歯みがき類などの医薬部外品は承認制で、有効成分の種類や分量も承認基準で定められています。販売名や有効成分、剤型などを変更する場合は、変更内容に応じて一部変更承認申請や軽微変更届出などの手続きが必要になることがあるため、注意しましょう。

訴求したい内容がどの区分で表現できるか、配合したい成分でどの効能を訴求できるか、パッケージや広告で使える表現の範囲もあわせて確認します。区分を決める前に、訴求したい内容をOEMメーカーへ伝えて照らし合わせましょう。

OEMメーカーの得意分野・製造実績

作りたい商品の製造実績があるかどうかは、OEMメーカーを見極める基準の一つです。OEM対応可という表記だけでは、剤形や商品形態ごとの技術まで判断できません。ジェル、ペースト、液体、歯ブラシなど、商品形態によって必要な技術や設備は異なります。

自社が作りたい剤形や商品形態の製造実績、化粧品と医薬部外品のどちらに対応しているか、保有している許可の種類を確認しましょう。公式サイトで剤形ごとの取り扱いや製品事例を示しているメーカーもあり、判断材料になります。相談時には、似た仕様の製造事例や、ベースにできる既存処方の有無を尋ねましょう。

品質管理・安全性

口腔内で使う商品は、価格やデザインと並べて、品質管理と安全性を確認しておく必要があります。口に入る前提の商品では、衛生管理や品質のばらつきが信頼性に直結するためです。

化粧品製造業許可や製造販売業許可といった許認可の保有状況、化粧品GMPであるISO 22716への対応状況、出荷前の検査体制、安定性の確認方法を確認する必要があります。ISO22716は法令ではなく業界の自主基準のため、取得状況は品質管理体制を判断する材料の一つになります。

製造所の衛生管理の方法や、不具合が起きた際の対応手順もOEMメーカーに確認しておくと安心です。

使用感・容器・パッケージ

継続して使う商品のため、味や香り、テクスチャーが合わなければ購入後の離脱につながります。成分だけでなく、毎日続けやすい使用感と、商品に合った容器・パッケージまで含めて設計することが重要です。

味・香り・泡立ちなどの使用感、チューブ・ボトル・ジャーといった容器の種類と容量、化粧箱の有無、必須表示を入れるスペースを決めておきましょう。用途が違えば適切な容器も変わります。

試作の回数や、容器を支給する場合の事前テストの流れもメーカーに確認しておくのがおすすめです。

費用・ロット・納期・サポート

商品仕様と並行して、予算、最小ロット、納期、メーカーのサポート範囲を事前に確認することが重要です。商品区分や容器によって条件が変わり、見積もりに含まれる業務範囲もメーカーごとに異なります。

一例として、ボトル・ジャー容器は1,000個から、チューブ容器は3,000個から受け付け可能なメーカーがあります。納期は発注から納品まで4〜6カ月ほどで、医薬部外品は承認までにさらに4〜6カ月ほどの期間が必要です※2。

予算と見積もりに含まれる項目、最小ロット、希望する発売時期に間に合うスケジュール、表示の確認やデザイン対応といったサポートの範囲を押さえておきましょう。

(※2)参照元:ソーシン公式HP(2026年10月時点の公式HP掲載情報)(https://sosin-oem.co.jp/lp-oralcare/)

オーラルケアのOEMに対応している
業者一覧

2025年3月21日調査時点、Googleで「美容機器 OEM」と検索して表示された39社の中から、オーラルケアのOEM製造に対応している会社を掲載しています。

テンリュウ

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オーラルケア製品のOEM事例

ここでは各種オーラルケア製品の開発事例と成功のポイントを紹介します。

歯ブラシ

事例1:地域金融機関K社による、マスコットキャラクター歯ブラシ

オーラルケア製品OEM事例画像1
引用元HP:株式会社ライフレンジ公式HP
https://lifellenge.com/corporate/#oem
メーカー 株式会社ライフレンジ
公式HPURL https://lifellenge.com/

地域に根ざした金融機関であるK社が、オリジナルマスコットキャラクターをあしらった歯ブラシを採用した事例です。

成果

会員・顧客向けのキャンペーンプレゼント品として、オリジナルキャラクターをハンドル部分に印刷した歯ブラシを展開。清潔感のある愛らしいデザインは、子どもから年配の方まで幅広い層に喜ばれており、実用性と話題性を兼ね備えたノベルティとして高い評価を得ています。

成功のポイント

地域に根ざした金融機関としての親しみやすさを体現するオリジナルキャラクターの魅力と、OEM業者の確かな製造技術が融合したことです。幅広い年代に受け入れられるデザイン性と、日用品としての実用性を両立させたことで、記念品・販促品としての価値を高めることに成功しました。

参照元:ライフレンジ公式サイト(https://lifellenge.com/corporate/)

事例2:歯科材料メーカーとの歯ブラシ共同開発

メーカー 太陽刷⼦株式会社
公式HPURL https://www.taiyo-brush.co.jp/products/1710745747-101988

業界トップを誇る歯科材料メーカーがOEM業者とタッグを組んで歯ブラシを共同開発した事例です。このプロジェクトでは、予防歯科に力を入れたいという歯科材料メーカーの意向を受け、開発段階から緊密な連携を取っていました。

成果

歯科向けに約50種類の歯ブラシを展開。ベーシック仕様から「機能性+デザイン性」を重視した製品まで幅広いラインナップを展開し、実際に使用する患者から高い評価を得ています。

成功のポイント

歯科の知識を持つメーカー側と、歯ブラシ製造に精通したOEM業者が互いの強みを活かし、毛先の丸め方や揃いといった細部にまでこだわり抜いた製品を生産。実際に製品を使用する人が求めるニーズに対して、それを高い技術力で製品として応えるOEM業者の対応が合わさったことが、成功につながった大きなポイントだと言えるでしょう。

(※1)参照元:太陽刷子公式サイト (https://www.taiyo-brush.co.jp/products/1710745747-101988)

歯磨き剤

事例1:自社原料配合ハミガキジェルのリニューアル

メーカー 株式会社ソーシン
公式HPURL https://sosin-oem.co.jp/lp-oralcare/

他社のOEMで製造していた自社原料配合のハミガキジェルについて、使用感に納得がいかず新たなパートナーを探してリニューアルを実施した事例です。

成果

現行品の課題であった使用感やテクスチャーが改善され、購入者の離脱を減らすことに成功しました。

成功のポイント

現在の商品のイメージをしっかりと踏襲しつつ、原料の見直しを行ったことです。既存の良さを残しながらも、OEM業者の協力により使用感の不満を的確に解消したことが、離脱防止という結果につながりました。

参照元:SOSIN公式サイト(https://sosin-oem.co.jp/lp-oralcare/)

マウスウォッシュ

事例1:EC企業による「汚れの見える洗口液」の開発

メーカー 株式会社ドクターズチョイス
公式HPURL https://drs-choice.co.jp/blog/development-of-mouthwash-that-shows-dirt/

EC業界の企業から、消費者が口腔ケアの成果を直接的・視覚的に確認できる洗口液を販売したいという相談を受けた事例です。

成果

市場を意識したコンセプト設計、安全性を考慮した成分選定、パッケージデザインまでを一貫してサポートし、「汚れの見える洗口液」として商品化。日常の口腔ケアの効果を実感しにくいという消費者の声に応える製品となり、発売後は順調に販売数を伸ばし、累計販売数100万本を超えるヒット商品となりました。

成功のポイント

「効果を実感しにくい」という消費者の潜在的な不満に着目し、ケアの成果を直感的に理解できる製品コンセプトに落とし込んだことです。利便性と効果の可視化を両立させたことで消費者からの高い関心を獲得し、EC・SNSでも話題性を持って受け入れられる結果につながりました。

参照元:株式会社ドクターズチョイス公式サイト(https://drs-choice.co.jp/blog/development-of-mouthwash-that-shows-dirt/)

歯間ブラシ・デンタルフロス

事例1:フランス雑貨商社の三色植毛歯間ブラシ

オーラルケア製品OEM事例画像2
引用元HP:太陽刷⼦株式会社公式HP
https://www.taiyo-brush.co.jp/products/1711075776-150076
メーカー 太陽刷⼦株式会社
公式HPURL https://www.taiyo-brush.co.jp/products/1711075776-150076

フランス雑貨を扱う商社から、フランス国旗の3色を表現したノベルティ用歯間ブラシの制作依頼を受けた事例です。

成果

歯間ブラシの毛を複数色で植毛することは従来の設備では不可能とされていましたが、多色植毛が可能な機械を新たに開発し、フランス国旗の3色を表現した歯間ブラシの商品化に成功しました。

成功のポイント

「できない」で終わらせず、要望を実現するために植毛機械そのものの開発から着手したことです。技術的な制約に対して設備投資を伴う根本的な解決に取り組んだことで、他社には模倣が難しい独自性の高いノベルティ製品を生み出すことができました。

まとめ

自宅でできるオーラルケアと言えば、昔は歯ブラシ・歯磨き粉くらいしかありませんでしたが、最近では口臭や歯周病、ホワイトニングなど目的別に、セルフでできるオーラルケア商品への関心が高まっています。

また、オーラルケア商品は比較的安値で購入できることもあり、さまざまな商品を試して自分に合う製品を見つけようという消費者も多いようです。そういった消費者心理を利用し、ニーズを見極めてからOEM商品を作れば「売れる」アイテムとなる可能性が高まることでしょう。

   
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引用元:テンリュウ
(https://tenryu-inc.com/service/beauty_device_oem/)
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引用元:B-plus
(https://b-pl.jp/oem-lp/)
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海外向け製品
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ミヤコケミカル
引用元:ミヤコケミカル
(https://miyako-chemical.jp/service/service2/)
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