美容機器のスチーマーは、温かい蒸気を顔にあてて毛穴を開き、スキンケアの浸透性を高めてくれる美容のサポートアイテムです。そんなスチーマーをOEMで製作するにはどのようなポイントに着眼して作るべきか、こちらではスチーマーの種類や消費者が欲しがる機能を紹介していきます。
据え置き型はテーブルなどに置くタイプです。本体のサイズが大きいためタンクにたっぷり水を入れられます。放出量の切り替え幅が大きく、アロマ・冷ミストといった複数の機能を搭載しているモデルもあります。自宅でエステ気分を味わいたい消費者向けのモデルです。
携帯タイプのスチーマーは、手軽に持ち運びができるように20cmほどのコンパクトサイズが多いです。出先でメイク直しをする際や、密閉した空間での乾燥対策などに適しています。タンク容量が少なく機能もシンプルですが、肌のコンディションを外出先で整えられるメリットがあるためニーズは高いです。
噴出口が1口タイプと2口のタイプのものがあります。2口タイプは一度に広範囲にスチームが行きわたるメリットがあります。また、卓上タイプの場合は、ノズルの向きを上下左右に可動できるタイプが人気です。あてたい場所にスチームを放出することができ、スマホや読書などほかの作業をしながらスチームを浴びれるからです。
一般モデルのスチーマーは、水道水か精製水しか使用できませんが、モデルによっては化粧水が使えるものもあります。スキンケアを充実させたい消費者は、こういったワンランク上の機能があるのもポイントです。
ボタンの配置やスチーム量の調整、操作性など初めて使う方でもわかりやすい設計だと消費者ニーズが高くなります。また、掃除しやすいなどのお手入れのシンプルさも重要視されます。
スチーマーは温かい蒸気が基本ですが、中には温かいスチーマーと冷たいミストが交互に噴射する温冷モードがあったり、アロマを入れてリラクゼーションできるような付加機能がついているモデルもあります。
OEMで商品を作る際に取り入れたいのは、消費者がどんなタイプのスチーマーを望んでいるのかということです。シンプル機能で価格を抑えたものが売れるのか、高くても機能性を充実させたほうがよいのか、サイズや使いやすさを含めて消費者目線に立った位置からマーケティングと企画を立てることが売れる商品を作るポイントです。
また、スチーマーは女性をターゲットとしているため、デザインにも気を配ってプランを立てましょう。
品質・コストのバランスが高い中国を拠点とした美容機器OEMで実績があり、安心して取引できる業者を紹介。OEM業者に求められる「企画力」「対応力」「開発力」といった特徴をふまえて、ニーズ別に解説します。
▼選定基準
「中国 oem 美容機器」で検索表示された14社のうち、公式サイトにて中国を含む海外OEMを専門に事業展開しており、かつ開発実績を確認できた日本企業より、各公式サイトに記載されている特徴別に3社を選定(2024.1.20時点)。
▼選定理由
B-plus...自社で開発・販売実績を持ち、企画からプロモーションまで対応できる
テンリュウ...テスト用の小ロット依頼から、現地工場のコーディネートができるため
ミヤコケミカル...海外向けに対応した製品の開発~貿易までサポートできるため