水と超音波振動の力を利用して皮脂の汚れや古い角質を除去してくれるウォーターピーリング。こちらでは、OEMでウォーターピーリングを作製しようと検討している方に向けて、どのようなポイントに気を付けて企画・製品すればよいのかを紹介していきます。
OEMでウォーターピーリングを作成するうえで抑えておきたいのが振動回数です。超音波の振動回数が多いほど古い角質や毛穴汚れを落としてくれるため、消費者はこの振動数をチェックします。1秒あたり1万~3万回の振動数を目安に作成しましょう。
ウォーターピーリングのヘッド形状は「ストレート型」「カーブ型」「スプーン型」の3タイプに分かれます。このヘッドの形状は頬や額、フェイスライン、小鼻の横などヘッドをあてる場所によって変わってきます。どの部位に対して製作するのかを明確にしておくことが大切です。
ウォーターピーリングのヘッドは、形状以外にも厚みやカーブのかかり具合などで使用感が変わってきます。安全性や消費者の使い勝手を十分に調査して製作してください。
ウォーターピーリングのヘッドの素材の多くはステンレスです。ステンレスは錆びにくく、腐食に強くて耐久性があるため水を用いて汚れを落とすウォーターピーリングにピッタリです。
また、ステンレスは金属アレルギーが出にくい特徴もありますが、金メッキ加工をしている商品は金属アレルギーを引き起こすため注意が必要です。サージカルステンレス製もヘッド素材としておすすめです。
消費者の中にはウォーターピーリングを入浴時に使用したいという希望者もいます。そんなユーザーニーズに応えて「水にぬれてもO.K」という防水仕様にすれば、その商品を選んでくれるユーザー層の幅が広がります。
ウォーターピーリングには毛穴を洗浄する機能だけでなく、イオン導出&導入機能やEMSでパッティングをする機能、リフトケアのできる美顔ローリングが装備されているものなどプラスアルファの機能付き商品もあります。消費者がどういった機能を求めているか見極めながら付加価値を付けましょう。
ウォーターピーリングをOEMで作製する際に抑えておきたいポイントをいくつか紹介していきました。これらの内容からもわかる通り、売れる商品を製作するにはリサーチをしっかりと行い、ユーザー目線を大切にすることが大事です。
性能や機能を高めればそれだけコストもかかります。そういった予算面や自社の目的、イメージに合っているのかなどを含めて企画&製造を検討して下さい。
品質・コストのバランスが高い中国を拠点とした美容機器OEMで実績があり、安心して取引できる業者を紹介。OEM業者に求められる「企画力」「対応力」「開発力」といった特徴をふまえて、ニーズ別に解説します。
▼選定基準
「中国 oem 美容機器」で検索表示された14社のうち、公式サイトにて中国を含む海外OEMを専門に事業展開しており、かつ開発実績を確認できた日本企業より、各公式サイトに記載されている特徴別に3社を選定(2024.1.20時点)。
▼選定理由
B-plus...自社で開発・販売実績を持ち、企画からプロモーションまで対応できる
テンリュウ...テスト用の小ロット依頼から、現地工場のコーディネートができるため
ミヤコケミカル...海外向けに対応した製品の開発~貿易までサポートできるため